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コンテンツをデータモジュールとして作成する理由

コンテンツをデータモジュールとして作成する理由

データモジュールの主なメリットの1つに、さまざまなパブリケーションやパブリッシュアウトプットに再利用できることがあります。

ご想像いただけると思いますが、ドキュメントではなくデータモジュールで作業を行うということは、ライター、編集者、レビュアーだけでなく、率直に言えばテクニカルパブリケーションを行う組織で働くすべての人にとって大きなパラダイムシフトです。  では、データモジュールで作業を行い、これまでとは全く異なるドキュメント作成方法に適応すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

自動化と再利用
データモジュールは、コンポーネントと情報の種類によって識別、作成されるため、さまざまなパブリケーションやパブリッシュアウトプットに容易に再利用することができます。 データモジュールが更新されると、そのデータモジュールが存在するすべてのパブリケーションに変更が適用されます。

データモジュールには、すべてのデータモジュールタイプ間で共通するメタデータが格納され、コンポーネントと情報の種類を識別するデータモジュールコードが格納されているため、情報をデータモジュールコードで解釈し、大部分のメタデータや一部のコンテンツを事前に埋めることが非常に容易になります。 これは、データモジュール要件リスト(DMRL:Data Module Requirements List)というドキュメントプランニングに使用されるS1000Dの概念によって可能になります。DMRLは、データモジュールコードの各コンポーネントに関連付けられたシステムを識別するものです。 DMRLを共通ソースデータベース(CSDB: Common Source Data Base)に読み込み、プロジェクト全体の情報要件を作成することができます。また、DMRLに基づいて、必要なすべてのデータモジュールオブジェクトをCSDBの適切な階層に事前に作成することができます。

つまり、コンポーネントに関するライティングを開始する前に、CSDBには既にデータモジュールオブジェクトが存在し、必要なすべてもしくは大部分のメタデータ(改訂情報、インワークステータス、セキュリティ分類など)や一部のコンテンツが事前に埋められるということです。 CSDB内のデータモジュールオブジェクトは、適切なXMLタグ構造によって事前に埋めることもできるため、ライターは、たとえばブレーキローターの取り付け手順などのモジュールのコンテンツを適切なXML要素に適用し、CSDBに登録し直すだけで済みます。

S1000D
S1000D

S1000Dは、技術文書の調達や作成に関する国際規格です。 この規格では、技術コンテンツの交換方法、管理方法、パブリッシュ方法が規定されています。

S1000Dとは
S1000Dとは

S1000Dは、簡単に言うと、2,762ページの仕様(Issue 4.0)、XMLスキーマセット、XMLインスタンスのサンプル、その他の関連ドキュメントから成る一連の情報を指します。

S1000Dが使用される分野
S1000Dが使用される分野

S1000Dは、欧州防衛共同体で、航空関連文書の作成基準として長年にわたって使用されてきました。

共通ソースデータベース(CSDB)
共通ソースデータベース(CSDB)

CSDBは、すべて同じとは限りませんが、少なくとも有効なS1000D XMLをインポート、管理、エクスポートできる必要があります。

対話型電子技術文書(IETP: Interactive Electronic Technical Publication)
対話型電子技術文書(IETP: Interactive Electronic Technical Publication)

IETPでは、機器、スキルレベル、環境などの条件に基づいて、ユーザーが稼動中に見るコンテンツをフィルタリングすることができます。

S1000Dの導入方法
S1000Dの導入方法

S1000Dのワークショップ、ウェビナー、トレーニングでは、S1000D戦略を開発するための重要な基礎を習得いただけます。