テクニカルライティング関連企業や団体向けのコンポーネントコンテンツ管理(CCM)システムのリーディングプロバイダであるSDL Trisoftは本日、ESRI社が、SDL Trisoft™ をプラットフォームとして採用したことを発表しました。同社はこれにより、テクニカルライティングのXML標準である、DITAベースの新たな構造化オーサリングプロセスへの移行を進めます。 グローバル市場での製品や技術文書の需要の高まりに応えるため、ESRI社では、DITAベースの構造化オーサリングプロセスへの移行を、重要な戦略的取り組みとして位置づけています。
ESRI社は地理情報システム(GIS)テクノロジの設計および開発を手掛ける、世界有数の企業です。 GISはあらゆる形式の地理参照情報の取得、管理、分析、および表示に使用されるテクノロジで、他のシステムでは実現の難しい、位置関係やパターン、トレンド等の情報を提供することが可能です。
150か国以上の拠点にオフィスや販売会社を置くグローバルな成長企業として、ESRIでは、グローバル顧客を対象にソフトウェアリリースの頻度を上げるとともに、より多くの言語サポートを求める声の高まりに応えることが課題となっていました。 これらのニーズに対応するため、ESRI社の製品ドキュメント部門では、DITAを構造化ライティングにおける標準として採用する戦略的決定を下しました。同社はこれにより、さまざまな部署に所属する120名以上のライターの間で、共通のメソッドを確立することを目指しています。
コンテンツの再利用、共有、バージョン管理および多言語管理をサポートする堅牢なシステムの必要性を背景に、標準化されたスキーマ、メソッドおよび管理システムへの移行が不可欠と判断されたのです。 ESRI社が、市況が発展し続ける中で求められるスケールメリットを実現するためには、従来の同社製のコンテンツ管理システム、および複数ドキュメントのパブリッシュに関するワークフローでは不十分でした。 数年間に渡る調査とプランニングの期間を経て、同社の製品ドキュメント部門は、DITAをSDL Trisoftのコンポーネントコンテンツ管理システムと組み合わせたソリューションの採用を決定しました。
「市場のフィードバックとコンサルタントのアドバイスによれば、SDL Trisoftは、当社のコンポーネントコンテンツ管理システムの有力候補3社のうちの1つでした」と、ArcGISドキュメント部門のプログラムマネージャであるCatherine Jones氏は語ります。 「3社の製品はどれも共に優れていましたが、入念なテストを行った結果、SDL Trisoftが最も技術的に優れていることが判りました。製品としてDITAを完全にサポートしており、ジャストシステム社のXMetaL Enterprise Authorとの高度なインテグレーションが可能で、多言語コンテンツを確実かつ広範に処理できる点が魅力的でした。 6か月間で700万ワード以上におよぶコンテンツと、3万点以上のグラフィックを移行し、DITAをカスタマイズすることができました。また、次のソフトウェアリリースに向けた、アウトプットの作成も開始しています。実施に当たって、SDL Trisoftで必要なカスタマイズ作業はごくわずかでした。 SDL Trisoftのスタッフは非常にサポート力に優れており、親身になって対応してくれます」とJones氏は続けます。
「ESRIのスタッフの皆さんは先見的で、グローバル市場をターゲットにコンテンツ開発を拡張するうえでのDITAの重要性について、よく理解されています」と語るのは、SDL Trisoftのコンテンツ管理担当副社長であるHoward Schwartzです。 「私たちは、このような先進的な企業の戦略的取り組みに協力できることを大変喜ばしく思っています 」と同氏は続けています。
SDL Trisoftに関する詳細情報は、http://sdltrisoft.com/en/knowledge-center/white-papers/default.aspをご覧ください。